コーヒーメーカーを買ってから豆で淹れるコーヒーをあれこれ試して楽しんでいます。
まだカルディの福袋の福袋のコーヒーは全部は飲み切ってないけど
自分にあったコーヒーはどんなものだろうと、夫と二人で色々と飲み比べています。
銀座カフェーパウリスタさんの「森のコーヒー」をお試しさせていただきました。
Contents
日本にコーヒーが広まるまで
明治時代、奴隷の解放によって農園の働き手が少なくなったブラジル。
同じ頃日本では人口増加による食糧不足、戦争から帰ってきた兵士の失業者問題を抱えていました。
解決策として水野 龍(みずの りょう)さんがブラジルへ日本人の移民を計画し、
多くの日本人がブラジルへ移りました。
日本人は礼儀正しいと好意的に受け入れられましたが、言葉の通じない土地、奴隷の扱いしか知らない農園主の元、多くの忍耐を強いられます。
水野さん自身もこの移民事業で多くの赤字を抱えます。
その様子を見たブラジル政府が 「3年間コーヒー豆を無償で提供し、コーヒーについて理解してほしい。日本の生活様式が変わればコーヒーも日本に浸透するに違いない」と持ちかけ
水野さんは合資会社を設立し、ブラジルでコーヒーの栽培に力を入れました。
銀座カフェーパウリスタとは
コーヒーはどんな場所で飲まれているのだろうか?と疑問に思った水野さん。
フランスのカフェを視察し、日本にもこのような場所があれば!と作られました。
明治時代から続く銀座のカフェで、まだまだコーヒーが日本にあまり浸透していなかった頃
コーヒー1杯を5銭(約900円ほど)で提供。
「5銭出せば誰でも豪華で文化的な雰囲気に浸りながら、ハイカラな飲み物が飲める」と評判になりました。
朝日新聞社、帝国ホテル、外国商館なども近かったことからすぐに文化人や新聞記者のたまり場に。
芥川龍之介、与謝野晶子、森鴎外、ジョン・レノンなどの著名人も愛し通いつめたと言う
歴史があり、まさにコーヒー文化を日本に広めたカフェです。
「銀ブラ」の語源は「銀座カフェーパウリスタにブラジルコーヒーを飲みに行く」だそうです。
「銀座をブラブラすること」だとずっと思っていました…^^;
老舗名店の安心なコーヒー
お店でも提供している、「森のコーヒー」は農薬、化学肥料不使用な有機栽培のコーヒー。
コストダウン・生産量をアップさせるような、一般的なジャングルを切り拓いたコーヒーとは違い、自然の森を残した土地で育てています。
森の落ち葉が天然の肥料となり、農園内では家畜が雑草を食べてくれるので
除草剤を使わなくても大丈夫 と森の中で生態系が循環しています。
開けた時の豆の香りはカルディやデロンギで買った豆と比べると控えめな気がします。
コーヒーのほわーんとした香りはあまりない気がする。
ミルなどの道具はないので、コーヒーメーカーで楽しんでみます。
ネルでゆっくりと出すのと同じ、「カフェジャポーネモード」、
ブラックで飲むのにぴったりな「ロングコーヒーモード」を選びました。
やはり香りは控えめなので、抽出中もコーヒーの香りはあまりしなかった…
お味はいかに…!? ワクワク
味は結構あっさりしていました。
苦味、酸味は少ないので万人受けしそうな感じです。
口にした習慣、わずかな酸味を感じましたが ビールで言えばキレがある…と言った感じで
口の中にいつまでも残らず酸味はスッと消えて無くなります。
飲んだ後、コクが感じられて余韻が残るみたいな…
夏場は水出しで飲むとスッキリして美味しそうだな〜って感じ!
お菓子と一緒に楽しんでも、お菓子の美味しさを邪魔しない。
主役として主張しすぎないところが良かったです。
冷めても美味しいのか実験。
冷たくなってから飲んでみると…
ほろ苦さが少し増して、より一層コクが感じられる気がしました。
冷めてから飲んでも美味しく飲めます!
気になる価格は…?
1袋1400円ほどなので価格帯としては我が家がよく飲んでいるコーヒーと同じくらい。
定期購入なら10%割引されます。
森のコーヒー2袋(200g×2)もしくは
月替わりのコーヒー160gと森のコーヒー200gのセットが定期購入できます。
毎月か隔月のお届けで、まだ余っている…と言う時はスキップも可能です。
初回送料無料、トートバッグ、コーヒーの保存缶、カリタのメジャースプーンと
おまけも充実しています。
同じコーヒーだと飽きちゃうかも…と思いましたが、月替わりのコーヒーは色々試せて魅力的ですね
ブロガーさんの暮らしは色々参考になります
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