お通じ改善のため、ヨーグルトをよく食べるようにしています。
毎週一個、大容量のを一つ買って来て夜の食後にデザートとして楽しんでます。
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フィンランドのヨーグルトは伸びる!? ヴィーリをお家で作ってみた
ロシアで言ったらケフィア、ブルガリアだったらブルガリアヨーグルト…と言ったように
ヨーグルトは地方のご家庭で長年受け継がれて親しまれてきました。
北欧では…
スカンジナビア地方では古くから酪農に力を入れて、乳製品が積極的に利用されてきました。
特にこの地方では発酵乳の摂取量が多く、フィンランドでは1人あたり年間37kgも摂取しているそう!
そんなスカンジナビア地方で伝統的に作られてきたのが、
強い粘り気のある「ヴィーリ」!
トルコアイスのように粘り気のある発酵乳です。
フィンランド以外の国では売っていないらしく、年間消費量の37kgのうち
4.5kgを占めるのがこのヴィーリだそう。
https://www.nakagaki.co.jp/viili_3.html
フィンランドのスーパーのヴィーリの棚。
売り場も広く、いろいろ種類が豊富!イチゴ味などフレーバー付きヴィーリも売られている。
ヴィーリはなんで伸びるの?
粘りのもとは乳酸菌の作る食物繊維(EPS)です。
乳酸菌のつくる食物繊維は、胃や腸で分解されず、大腸に達してビフィズス菌などの栄養源になります。
善玉菌の多い腸内フローラにしてくれて、お腹の調子を整えてくれます!
また、免疫を活性化させる効果も研究論文が発表されているそうで
伸びるヴィーリは健康にも期待できそうです。
絵本「ムーミンママのお料理の本」の中にもヴィーリは登場するのですが
残念ながら日本ではヴィーリは売っていない…
そこで、ケフィアを販売している「中垣技術士事務所」さんが
お家で作れるヴィーリのキットの販売を始めました。
ヴィーリをお家で作ってみよう
中垣技術士事務所さんの「ホームメイドヴィーリ」です。
中身は菌なので冷蔵便で届きました。
もちろん保管も冷蔵庫で!
おかし作りのゼラチンとか、イースト菌のように粉末が個包装されています。
用意するものは牛乳1000ml、ヴィーリ1本です。
豆乳で発酵させると粘り気が出ないので、牛乳で作ってください。
牛乳の中にヴィーリの粉末を入れます。
牛乳パックのフタをしっかり押さえて、タテ・ヨコと振ってよく混ぜます。
混ぜたらタッパーなどの密封容器に小分けします。
牛乳パックのままでもいいけれど、粘り気が出て出しづらくなるので
小分けした方が食べるときに食べやすいそう。
室温で約1日、発酵待ち。発酵の適温は20度から30度です。
プリンのように牛乳が固まったら完成です。冷蔵庫で冷やして食べられます。
完成〜!
一見、普通のヨーグルトですが…
普通のヨーグルトよりもとろみがあって、なめらか〜に伸びます。
とろ〜んって感じ!
お味の方は…
ちょっとバターのような、チーズのようなコクが感じられる
プレーンヨーグルトでした!
酸味も強くなく、ほぼプレーンヨーグルト。
ハチミツやジャムと混ぜて食べたり、グラノーラと食べても美味しく食べられます。
お料理のソースやドレッシングに使ってみても良さそう^^
1箱に10個入っているので、たっぷり手作りヴィーリが楽しめそうです。
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